【薬膳鍋】薬膳鍋の出汁の効能とは?陰編
コンディショニングサロンSpAid店長の田村です。
前回は、薬膳鍋の陽の出汁について説明させていただきました。
今回は、陰の出汁について説明させていただきますね。
陰の出汁は、綺麗な緑色をしていました。
この緑はほうれん草が入っているためだそうです。
そのほかにクコの実、なつめ、龍眼が入っていました。
食材ひとつずつ解説していきますね。
まずはほうれん草
ほうれん草は肝臓、胃、小腸、大腸の働きを助けてくれる食材で、カラダを冷ます効果があります。また、血やリンパ液の材料となり、お通じも良くしてくれる効果があります。
クコの実は一般の方にはあまり馴染みのない食材かもしれません。
よく目にするのが中華料理のお店です。杏仁豆腐を頼むと、その上に赤い実が乗っていることがありますよね?
その赤い実がクコの実になります。
クコの実は漢方薬の材料にもなる食材で、特にカラダの水分を作り出す効果が高い食材です。また、肝臓や腎臓にエネルギーを与えてくれるため、ふらつきやめまい、視力の減退に対して効果があるといわれています。
なつめも普段から食べている方は少ないと思います。ドライフルーツにするととても美味しい果実なんですよ。
そんななつめですが、これもカラダのエネルギーを補給する効果が高い食材で、漢方薬の材料になっています。
カラダを温めながら、エネルギー補給や精神を安定させてくれることで、精神不安定や不眠に対して効果があるといわれています。
そして龍眼です。
龍眼も普段から食べている方は少ないかもしれません。
かくゆう私もあまり食べたことがない食材でした。
ですが、中国では結構普及している食べ物のようで、これも漢方薬の材料となる食材です。
内臓では心臓や膵臓の働きを助けてくれます。また、精神の安定を促してくれたり、血やエネルギーの材料になってくれます。
症状では、貧血、精神の不安定、動悸、寝汗、不眠、下痢、産後のむくみに対して効果があるといわれています。
いかがでしょうか?
出汁だけでも様々な症状に効果が期待できそうですよね?
前回と続いて陰と陽、どちらの出汁も効能についてお伝えしていきました。
ですが、鍋といったらなんといっても入れる食材も大切になりますよね?!
次回は、お鍋に入れた食材についても説明していきます!!
お楽しみに。
P.S.良い食事を食べても、しっかりと消化吸収ができていなければ、期待できる効果が薄くなってしまいます。
カラダの歪みは消化吸収を妨げる大きな原因になります。
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